新入社員の教科書

新入社員の教科書⑫ すぐわかるICTと5Gのしくみ


 

ICTって知ってますか?

 

人工衛星

ICT(情報通信技術)ってなに?

ITがInformation Technology(情報技術)であることはみなさんご存知とは思いますが、最近はICTという言葉も頻繁に使われるようになりました。

ICTとはInformation & Communication Technology(情報通信技術)の略で、ITが情報データを処理する技術であるのに対し、ICTは情報データをやりとりする技術のことです。

 

ICT(情報通信技術)を解説する前に…

ICTを解説する前に、情報通信の概念を整理しておく必要があります。

アナログ方式とデジタル方式

アナログ方式とは音声の波長を電波の増減に置き換えて送信する方法で、デジタル方式とは音声の波長を「0、1」という二進数の信号に変換して送信する方法です。

具体的にはレコードとCDの違いをイメージするとわかりやすいと思います。

日本では昭和63年に固定電話において、そして平成5年には携帯電話でデジタル方式が導入されました。

 

音声通信とデータ通信

音声通信は電話のことで、データ通信はパソコンやスマホなどでインターネットを介してデータを送受信することをいいます。

音声通話は現在でもアナログ方式とデジタル方式が混在しており、また途中からインターネット回線を利用したIPフォンも登場したのでちょっと複雑です。

データ通信はデジタル回線が主流ですが、既存の電話回線(メタル回線)を利用する方法と、光ファイバーを利用する方法(ひかり通信)があります。

 

固定電話とモバイル電話

多くの企業では机上に設置する固定電話(多機能電話など)とモバイル電話を併用していますが、これらの通信システムは全く異なります。

なお2020年から日本で運用開始する5G(第五世代移動通信技術)は移動通信技術です。

 

通信速度の単位

通信技術を比較する際に、頻繁に用いられる単位がbps(Bite Per Second)で、1秒間あたり何バイトのデータを送信できるか、という意味です。

バイトは千位ごとにメガ(MB)→ギガ(GB)→テラ(TB)と単位が変わります。

1TB=1,000GB=1,000,000MB=1,000,000,000B
ちなみにGmailの添付ファイルの上限は25MB、スマホの写真データは2MB程度

 

社内ICTシステムの仕組み

 

音声通信

固定電話

現在もアナログ方式とデジタル方式が併用されており、使用回線はアナログ時代に敷設された電話線(メタル回線)を共用しています。

デジタル回線は高速なひかりファイバーを利用(データ通信兼用)したものと、旧来のISDN(アイエスディエヌ)を利用したINS64(インスロクヨン)という仕組みがあります。

アナログ回線はシステムが単純なので災害時の緊急回線用にキープしている企業もあります。

なお図には記載されていませんが、大きな組織ではPBXと呼ばれる社内電話交換システムを設置しているところが多いようです。

 

IP電話

音声をパソコンやスマホと同じインターネット用のデータに変換し(VoIP ヴォイップ)、インターネット回線を使って音声通話を行う仕組みをIP電話(IPフォン)といいます。

インターネット回線を使うので、パソコンが立ち上がっている時しか使用できませんが、従来の電話回線に比べると通話料が圧倒的に安いというメリットがあります。

ちなみに050からはじまる電話番号がIP電話です。

 

データ通信

データ通信とは、インターネット回線を介してパソコンメールなどのテキスト(文字)、画像、動画データをやりとりすることです。

昭和後期まではアナログ回線が使われていましたが、その後、ISDN→ADSL→ひかり回線へと進化してきました。

 

モバイル通信

4G(LTE)通信

NTTの移動通信基地局を介してデータ通信する方式で、NTT、AU、ソフトバンクが異なる周波数帯を住み分けてモバイル通信サービスを提供しています。

これまではデータ通信速度において、4Gはひかり回線の足元にも及びませんでしたが、2020年からの5G通信運用開始に伴い、ICT業界の勢力図が大きく変わるでしょう。

 

テザリング・WiMAX2

パソコンをスマートフォン(4G)に接続し、スマホの4G通信を利用して、インターネットにアクセスする方法です。

今春からドコモのプレミアム4G、UQモバイルのWiMAX2など、ひかり回線を超えるサービスが始まりましたので、テザリングの使い勝手も向上するでしょう。

 

MVNO端末

従来はスマホを購入する際は、3大キャリアメーカー(ドコモ、AU、ソフトバンク)からスマホ本体と通話サービスをセットで購入するしかありませんでした。

よってユーザーは月額7,000~8,000円という高額な通話料金を支払っていましたが、2010年以降に通信事業が自由化され、月額2,000円くらいでスマホを利用できるようになりました。

この格安サービスを利用できるスマホのことをMVNO端末といい、この端末にOCNやmineo(マイネオ)などの格安通信業者から購入した格安SIMカードを挿入して使用します。

 

爆速5Gが世界を変える

5Gの何がスゴイのか?

2020年に次世代通信技術の5Gがいよいよ運用開始となります。

いったい5Gのどこがスゴイのか?ということですが、なんといっても1秒間に20GBのデータを送信できるという点です。

これによってデータファイルの容量を気にせずに、いつでも、どこでも、何でも自由自在にやりとりできるようになります。

 

脅威の20Gbps!

スマホで撮影した画像データの容量を2MBと仮定して、通信方式ごとに1秒間に何枚の画像データを送信できるか試算してみました。

新技術の5Gがいかに爆速なのか一目瞭然ですね。

今春スタートしたばかりのプレミアム4GやWiMAX2の新機種でも十分スゴイと感じましたが、5Gにいたっては、もはや異次元のスピードです。

ちなみに平成初期までデジタル通信の主役だったISDN(電話回線のINS64)の場合、2MBの画像を1枚送信するのに31秒もかかってしまいます…。

 

ICTとAI(人工知能)

 

ノートPCを操作する女性社員AI(人工知能)が人間の頭脳であるとすれば、ICTは血液や栄養を身体のすみずみまで行き渡らせる循環器系の機能であるといえます。

すでにAI技術によってクルマの自動運転や、店舗の無人営業などが実用化の段階に入りつつありますが、これらはICTの進化によってさらに加速してゆきます。

10年後の世の中など皆目見当もつきませんが、ICTというキーワードを意識して情報収集することで、ある程度の将来予測は可能ですので、今後もますます目を離せませんね。

END

 

参考

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新社会人が検定資格を狙うべき理由

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