新入社員の教科書

新入社員の教科書㉑ サラリーマンこそ副業しよう


副業をめぐる日本の状況

 

就業規則

日本もようやく副業解禁に

平成30年4月に厚労省労働局が「モデル就業規則」を改定し、これまでの「副業禁止」路線から「副業容認」へ180度方向転換しました。

これは人口減少による労働力不足が顕在化したため、ひとつの職場が人材を抱え込むのではなく、地域や業界全体で人材を流動的に活用しようという意図です。

 

 

 

サラリーマンが副業すべき理由

経済的自立を手に入れる

 

女性起業家

複数の収入エンジンを持つ

収入源をひとつの会社に依存することは、人生の生殺与奪を職場や上司に委ねるようなものですので、非常にリスキーです。

複数の収入源を持つことで経済的な余裕が生まれ、不本意な事情で離職せざるを得ない状況に陥っても、焦らず戦略的に行動できます。

 

副業から本業に育ててみる

ウェブの活用によって、小遣い稼ぎ程度の副業が、あっという間に勤務先の収入をしのぐビジネスに成長した事例はいくらでもあります。

SNSを利用することで、センスがあれば個人でもマーケットを開拓できる時代になりましたので、ちょっとした特技が大きなビジネスに発展する可能性があります。

 

 

精神的自立を手に入れる

 

人的ネットワーク

社外のネットワークを持つ

異業種交流会や社外セミナーに参加することで、視野が広がり、また他の参加者から良い刺激を受けることが多いです。

副業によるネットワークがさらに自分のビジネスチャンスを広げ、相乗効果的にプラスの連鎖を生んでゆくでしょう。

 

精神的ストレスを相殺する

「自宅と職場を往復するだけの人」にうつが多いと言われていますが、これは職場で否定され、家庭にも居場所が無ければ、だんだんと自己否定的になるからです。

人間には誰しも他人から認められたいという「承認欲求」がありますが、複数のコミュニティに関わり「承認」される機会を増やすことで、「否定」のダメージを相殺できます。

 

 

社会的自立を手に入れる

 

自信のある男性社員

会社の看板に依存しないで生きる

起業型の副業にチャレンジすることで、勤め先の看板や肩書に依存しない、自分の本当の社会的実力がわかります。

自分の本当の実力がわかることで、他人との接し方が洗練され、キャリアアップの目標も具体的になります。

 

自分に正直に生きる

もし職場の看板に依存せずに、自分の実力でもって生活できるようになれば、自分の気持ちに正直に生きてゆけるようになります。

自分に正直に生きてゆくということは、それなりのリスクを自分で背負うということですが、むしろ「ぶらさがりサラリーマン」よりは人生のリスクが低いと思います。

 

 

 

オススメの副業

ブログビジネスのススメ

 

男性ブロガー

ブログビジネスとは

副業は起業型が良いでしょう。アルバイトのような副業では、よほど理想的な職種や職場でない限りはあまり得られるものがありません。

起業型の副業にはさまざまなものがありますが、中でもブログなどのウェブを利用した情報コンテンツ型の副業をお勧めします。

 

ブログビジネスのしくみ

ブログビジネスの収益源は、広告収益と情報コンテンツの販売収益で、大きく分けて2つのビジネスモデルがあります。

ひとつは自分の得意分野の情報をブログで発信し、読者を集めて企業広告を呼び込んだり、書籍やセミナーなどの情報コンテンツをネット上で販売したりすることです。

もうひとつはASPと呼ばれる広告代理店と契約し、特定の商品を自分のサイトでPRして、販売手数料を稼ぐ方法です。

一般的には前者をブロガー、後者をアフィリエイターといいますが、ブロガーの中でもカリスマ的な人気を集め、言動が社会に影響を及ぼすような人をインフルエンサーといいます。

 

 

ブログビジネスのメリット

 

スーパーの女性店員

商売のエッセンスが凝縮されている

ブログビジネスには商売のエッセンスが凝縮されています。小売業にたとえるなら、ブログサイトは店舗であり、収載記事は陳列棚の商品です。

陳列する商品は、品質が良くて新鮮でなければ買ってもらえませんし、競合店もマメにチェックして品揃えの差別化を図ってゆかねばなりません。

集客は特売チラシの代わりにSEOやSNSを活用しますが、Google広告を利用して、ネット上に宣伝広告を出すことも可能です。

このようにブログを運営することで、商売の基本的な仕組みを体験できます。

 

誰でもビジネスの主役になれる

「新入社員の自分に、商売になるようなコンテンツがあるだろうか?」などと心配することはありません。

ビジネス経験が浅くても、趣味や習い事でも、世の中に情報ニーズがあれば何でも商売ネタになりますし、ニーズはキーワードプランナーなどを使えば調査できます。

現代はウェブを通じて、誰でもビジネスの主役になることができる時代なのです。

 

情報コンテンツは資産になる

ブログビジネスのメリットに、自分の創ったコンテンツが資産になるというものがあります。

収入には「フロー」と「ストック」の2種類がありますが、「フロー」は給料などの就労所得で、「ストック」は株式の配当金や不動産の賃料などの不就労所得をいいます。

資産家は自分の所有する資産からのアガリで生活していますが、ブログや動画などの情報コンテンツも、良質なものであれば蓄積することで資産化できます。

 

低リスクで始められる

先ほどブログビジネスを小売店の例で説明しましたが、実際にお店を始めようとすると、物件の確保や店舗設備の改修工事など、多額の先行投資が必要です。

たいていは自己資金と金融機関のビジネスローンなどを利用して調達しますが、もし商売に失敗した場合には、多額の借金が残るというリスクがあります。

一方のブログビジネスではせいぜいドメインを取得したり、外部サーバーをレンタルしたりする程度ですので、先行投資はたかがしれています。

もしブログビジネスが失敗すれば、サイトをたたんで新しい商売を始めればよいのです。

 

 

ブログビジネスのデメリット

 

検索画面

収益化に時間がかかる

ブログにしてもアフィリエイトにしても、稼げるようになるまでに、とにかく時間がかかると言います。

通常はブログ100記事をセットして、クローラー(Googleの検索ロボット)に検索エンジンへの登録(インデックス)を申請し、さらに3か月待機して、ようやく“開店”です。

そこからある程度の稼ぎになるまで、だいたい半年から1年といいますから、ほとんどの人は、孤独な作業も相まって、この時点で嫌気が差して脱落してゆきます。

 

収益化するならプロ意識が必要

自分のプライベートをブログに綴ってPV(ページビュー)を集められるのは芸能人だけです。これはコンテンツではなくて本人に価値があるからです。

私達一般人はあくまでもコンテンツで勝負ですから、良質な情報を収集し、独自の視点を加えて分析し、誰もが読みやすいライティングを行う技術を磨く必要があります。

 

Googleの影響を大きく受ける

Googleの目標は「まずGoogleを検索しよう」といわれるような世界の情報プラットフォームになることです。

逆に最も恐れているのが「Googleを検索してもロクな情報がない」と評価されることですので、AIを使って価値の低いコンテンツを検索エンジンから排除しようとします。

この評価基準(検索アルゴリズム)は毎月アップデートされていますが、たとえ一億人が涙した感動の名作であっても、Googleが評価しなければ日の目を見ることはありません。

 

悪質な情報教材に注意する

ブログをはじめると、「主婦でも一か月で30万円稼げます」とか「ブログ初心者の僕が3か月で月収100万円ゲットした方法教えます」といったメールが届きます。

ところがウン十万円の高額な教材を買わされ、中身を見たら自分でちょっと調べればわかるようなつまらない内容だった…という話は実に多いです。

 

 

ブログビジネスの展望

 

ユーチューバー

動画サイトへ進出する

Googleは情報コンテンツの主力媒体を、パソコンからモバイルへ、そしてテキスト(文字)から動画へとシフトさせています。

2020年に次世代通信技術5Gの運用が始まると、動画コンテンツの利便性が飛躍的に向上しますので、もしこれはという特技があれば、検討してみてもよいでしょう。

 

SNSで自分のコミュニティをつくる

GoogleやYouTubeベースのビジネスは、両社の突然の方針変更や単価改定によってビジネスが吹き飛ぶリスクがつきものです。

そこでフェイスブックやツイッターなどで、検索エンジンに依存しないマーケットも開拓しておきましょう。

 

リアルビジネスを立ち上げる

ウェブ一本で勝負するのであれば、インフルエンサーを目指してマス・マーケティング戦略を採る必要があります。

逆に、ブログや動画を業界や地域に限定した営業ツールとして活用し、地域に密着したリアルビジネスとセットにして6次産業化する戦略もあります。

また海外マーケット向けにビジネスを行うギグエコノミーも本格化してくると思いますので、ぜひこの機会に副業ビジネスを研究してみてください。

END

 

 

参考

人事部長オススメの新社会人が取るべき検定資格TOP4
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新社会人が検定資格を狙うべき理由

世の中を賢く生きてゆくためにはお金と法律の知識は必須です。また仕事で成果をあげるためには、会社が利益を生み出す仕組みを理解するがあります。さらに今のご時世は営業だろうが事務だろうが、ITを使いこなせない人は仕事のスタートラインにすら立つことはできません。

そこで「資格を取りましょう!」と言いたいところですが、筆者は新社会人には難関国家資格はオススメしません。新入社員は本業で覚えなければならないことがたくさんあるので受験勉強の時間を捻出するのが大変な上に、年一回の試験日に急な仕事が入ってその年の受験そのものをキャンセルしなければならなくなるリスクが高いからです。

「じゃあどうすればいいの?」という人のために、筆者は検定資格を勧めています。検定資格であれば年に2~3回受験できますし、1~2ヶ月くらいの学習期間で短期合格も充分アリなので達成感もあります。

ここでは上場準備企業の現役人事部長であり、自身も20種類以上の検定資格を取得してきた筆者が、今後のキャリアアップのために新入社員が絶対に取得しておきたい4つの検定資格をご紹介します。

人事部長オススメの新社会人が狙うべき検定資格TOP4!

フィナンシャル・プランニング技能士3級

税金、金利、年金、保険など、社会を生きてゆく上で必須であるお金に関する知識を網羅的に学ぶことができます。自己責任の時代においては老後資金の形成に投資は不可欠ですが、運用リスク回避のポイントは若い頃から長期運用することです。またお金の基礎知識さえあればうっかりリボルビング払いをしてカード破産してしまうリスクも回避できます。

ビジネス実務法務検定3級

世の中は売り手と買い手、使用者と労働者など、他人同士の利害関係で成り立っているといっても過言ではありません。そして利害関係にはコンフリクトがつきものですが、それを解決するためのルールこそ法律なのです。そして法律は「知っている者に味方する」とも言われます。法律の基本を知ることで詐欺やハラスメントから身を守ることができます。

日商簿記検定3級

企業の経営活動は全て財務諸表に集約されます、つまり簿記の知識さえあれば会社がどのような仕組みで運営されているのか知ることができ、営業職であろうと事務職であろうと会社から評価されやすい仕事をすることができるようになります。さらに簿記の知識があると株式投資や家計管理にも応用でき、堅実に資産形成することができます。

ITパスポート試験

今やIT知識はビジネスに必須であり、IT知識の有無がハイパフォーマーと情弱ワープアの分かれ道となることは間違いありません。ITパスポート試験はパソコンに限らず、ネットワークや情報セキュリティなどの仕組みもしっかり学ぶことができますので、業務システムの運用だけでなく、ネット副業を始める時も役立つこと間違いありません。

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