人事部長が教える就活マル秘テクニック

就活に有利なのは英検か?TOEICか?


これからのビジネスに英語は必須と言われているが・・・

日本人ビジネスパースンの7割が「英語は苦手」

筆者が就活をしていた頃から「これからのビジネスパースンには英語力が必須だ!」などと言われていましたが、それから30年経った現在、実際に仕事で英語を使っている人はどれくらいいるのでしょうか?

英語の検定資格のひとつとして有名なTOEICテストを実施しているIiBCのサーベイによると、日本企業のおよそ75%が「英語を使用する部署がある」「特定の部署や業務ではないが英語を使用する機会がある」と回答しています。

一方で同じIiBCの別の統計では、「英語は苦手である」と感じるビジネスパースンは実に7割にも上るともレポートされています。

本当にビジネスで英語を使う機会はあるのか?

筆者はこれまで北海道のいくつかの組織で働いてきましたが、事業会社に勤務していた時にはあまり英語を使う機会はありませんでした。

一方で高度急性期の医療機関で働いていた時は、臨床修練制度を導入して10名もの中国人ドクターを招聘したり、またEPA(経済連携協定)に基づき、毎年15名ほどのインドネシア人看護実習生の受け入れを行ったりしていましたので、これら外国人スタッフと意思疎通を図るために、40歳になってから慌てて英語を勉強し直したものです。

中でも超音波がん治療装置の臨床治験チームの事務局を務めることになってしまい、年2回行われるモニタリング・ビジットのために来院するロシア人サーベイヤーの滞在中のサポートなども担当していましたので、かなり英語力が鍛えられました。

しかし筆者の場合は地方在住者としてはレアなケースであり、多くの人はIiBCの統計ほどに日常的に職場で英語を使うような機会には恵まれていないのではないかと推察します。

ポストコロナ時代に必要な英語スキル

ビジネスコミュニケーションの変化

新型コロナウイルス危機によって、日本国内でもすっかりリモートワークが定着した感がありますが、リモートワークの普及によって、これまで対面で行われていた会議や打ち合わせがWebミーティングに移行し、併せて会議以外のコミュニケーションもメールやビジネスチャットなどのテキストベースが主流となってきました。

筆者はもともと来訪や電話などのオーラルコミュニケーションには否定的です。

「ちょっといい?」などと、こちらの予定などお構いなしに突然やってきて、半分雑談のようなたわいもない話をして時間を潰してゆく同僚、また「お忙しいところ失礼します」などと言うわりには、頼んでもいない不必要なサービスの売り込みをしてくる営業電話など、緊急対応以外においては、仕事でのオーラル・コミュニケーションにはロスが多すぎます。

しかし最近ではありがたいことに、うざったい電話もめっきり減って、ほとんどがメールやビジネスチャットに変わりました。

おかげでこちらの都合の良い時に相手に返信したり、またメールをそのままチーム内でシェアしたり、さらに過去の経緯を遡及して見返すことができるようになったりと、とても仕事の生産性が上がりました。

これからはリーディング力とライティング力が重要

メールやビジネスチャットを主体としたテキストベースのビジネスコミュニケーションは、コロナ危機が去った後も仕事のプラットフォームとして世界中の職場に根付いてゆくものと予想します。

それに伴って、英語コミュニケーションも「聴く・話す」から、「読む・書く」が中心となってゆくと思われますが、このトレンドは比較的「聴く・話す」スキルの弱い多くの日本人ビジネスパースンにとっては朗報ではないでしょうか。

英語においてもテキストベースのコミュニケーションが主流となれば、ある程度のボキャブラリと基本的な文法さえマスターしておくことで、ほとんどの人はビジネスメールのやりとりくらいはできるようになります。

特に日頃から英語を使う機会に乏しいと、相手の発音を的確に聴き取り、とっさに英語で返すことは非常に難しいものですが、メールを介してやりとりできれば、解らない単語があれば調べたり、返信する前に添削ソフトで文章の間違いをチェックすることができますので、多くの日本人ビジネスパースンにとっては、「読む・書く」の方が対応しやすいはずです。

なお世界中の英語スピーカーのうち、ネイティブはわずか全体の4分の1以下であると言われています。

そして圧倒的多数の非ネイティブは、シンプルでプレーンな英語を使う傾向がありますので、ますます「読む・書く」スキルを活用するチャンスが増えると思われます。

リーディング力とライティング力を鍛える方法

では「読む・書く」スキルをどのようにして鍛えるのか?ということですが、最もオーソドックスなのがTOEICや英検のテストを受験することです。

試験合格へ向けて問題集を繰り返し解くことで、否が応にも英語スキルが身につきますし、さらに英字新聞を読んだり、英語でブログを書いたり、またSNSに英語で投稿する習慣をつけると、読解力や文章力が飛躍的にアップします。

英字新聞はBBCやCNNなどの海外のものよりも、デイリーヨミウリなど日本の新聞社が国内の外国人購読者のために英文で書いたものの方が、欧米固有の文化や生活習慣に由来するイディオムが少ない分、読みやすいです。

英語ブログやSNSはGrammarlyなどの添削ソフトを使うことをオススメします。

単純なスペルミスだけではなく、「文法は間違っていないが、一般的にネイティブはあまりそのような言い回しはしない。言い換えを検討しましょう。」など、かなり実践的なアドバイスをもらうことができます。

結局のところTOEICか英検か?

TOEICと英検の違い

ようやくここで本題ですが、依然として「これからのビジネスパースンにとって英語スキルは必須」であることには変わりありません。

そして今後は「読む・書く」スキルのブラッシュアップにフォーカスすることで、就活が有利になる可能性が高いです。

では日本における英語検定の双璧とも言える、TOEICと英検ではどっちがいいのか?ということですが、その前に2つの検定の違いについて整理してみましょう。

英検は「聴く・話す・読む・書く」の4つの能力を測定する試験であり、出題範囲はビジネスに限らず、政治、社会、文化、スポーツなど多岐に渡り、試験は年2回実施され、試験1回につき、筆記試験と面接試験の2日間での受験となります。

一方のTOEICで求めるスキルは「聴く・読む」の2つだけであり、出題範囲はビジネスに関するトピックのみです。試験は年10回実施され、試験1回につき120分間で終了です。

英語はビジネスツールのひとつと割り切る

以前読んだ外資系コンサルの方が書いたビジネス英語の上達テクニック本に面白いことが書いてありました。

それは「よほど英語や英語文化に興味があるのでない限り、職場で使える英語さえマスターできれば、あとはわざわざ勉強する必要はない・・・」というものです。

なるほど確かに多くの人は仕事で必要になった時に備えて英語を勉強しているケースが多いように思われますが、一方で英語学習は学問というよりはスポーツのトレーニングに近く、相応のボリュームのトレーニングを長期に渡って継続しなければ、本当の英語力は身につきません。

一方で、これからは副業や兼業などのパラレルワークの時代とも言われており、さらに投資でもって資産運用まで行うとなると、なかなか英語のトレーニングにまで時間を確保することは容易ではありません。

であれば、英語は仕事の時だけ、しかもメールや文章のやりとりだけできれば充分・・・と割り切ってしまうことも一考の値アリではないかと思うのです。

結局のところどっちの資格が良いか?

本日のまとめです。

とにかく英語を上達したいと考えている人は英検を、英語は就活や仕事のための道具に過ぎないと割り切る人はTOEICを受験するのが良いと思います。

そして意外と知られていませんが、実は多くの採用担当者は、TOEICと英検の違いについて、あまり明確に理解していません。

よって就活目的で英語スキルを身につけるのであれば、とにかくTOEICで高得点を取っておき、並行して読み書きのスキルを鍛えておくことです。

「あまり外国人と話す機会が無いので、会話は得意ではありませんが、ビジネス上の読み書きであれば全く問題ありません。」とアピールできるだけでもかなり有利になるでしょう。

なおTOEICのリスニングについては、リーディングよりも簡単な単語が出題されるということがお約束となっており、また解答方法の案内アナウンスの間に解答の選択肢に目を通しておき、設問文の読み上げと同時に解答してしまい、解答タイムに次の設問の解答の選択肢に目を通す・・・といった試験攻略テクニックを活用することで、独学でも充分対策可能です。

参考

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