数多く存在する、衛生管理者試験の参考書や問題集、対策講座。どれを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、第一種衛生管理者試験に一発合格した筆者の経験を基に、おすすめの勉強法をご紹介します。
衛生管理者試験合格には受験準備講習会の受講がおすすめ
資格試験の勉強法は様々ありますが、筆者が衛生管理者試験を受験する方へおすすめするのは、「衛生管理者免許試験受験準備講習会」の受講です。
市販テキストでの独学合格を目指して挫折した過去がある筆者も、この講習会を受講することで無事、合格することができました!
衛生管理者免許試験受験準備講習会とは?
「衛生管理者免許試験準備講習会」(以下、準備講習会)の特徴は、以下の通りです。
主催 | 労働衛生関連の一般社団法人や公益社団法人など (例:各都道府県の労働基準協会など) |
講座名 | 衛生管理者免許試験受験準備講習会、衛生管理者受験準備講習など |
日程 | 第一種:2~3日、第二種:1~2日 |
受講料 | 第一種:15,000~20,000円前後、第二種:10,000円~15,000円前後 (テキスト代除く) |
備考 | 中央労働災害防止協会発行のテキスト・試験問題集を使用することが多い |
近隣での開催状況を調べる際は、「衛生管理者 受験準備講習 お住いの都道府県や市町村名」でWEB検索してみてください。
ちなみに筆者は、地元の労働保険管理協会が主催する、第一種衛生管理者向けの準備講習会を受講しました。
オンデマンド配信による講習で、動画の長さは合計20時間強ほどありましたが、配信期間内であれば時間や場所を問わず視聴できるため、無理なく受講することができました。
費用は、受講料が15,000円弱、テキスト代(中災防発行のもの)は別途7,000円ほどでした。
衛生管理者免許試験受験準備講習会のメリット
準備講習会のメリットは、試験に出る箇所をピンポイントで学べる点です。
筆者が受講した準備講習会では、「試験に出るのでテキストの××から△△まで線を引いてください」「問題集の×ページの表は覚えてください」といった具体的な指示があり、非常に役立ちました。
このように、受講することで頻出ポイントがはっきりするので、その後の勉強を効率的に進めることができるでしょう。
衛生管理者免許試験受験準備講習会のデメリット
準備講習会のデメリットは、市販のテキストや問題集を利用しての独学に比べると、費用がかかる点が挙げられます。
テキスト代も含めると、第一種・第二種とも10,000円~30,000円かかる場合もあります。
また、対面講義かつ平日開催の地域も多く、仕事との両立が難しい場合もあるでしょう。
過去問トレーニングで知識を定着させる
準備講習会で頻出ポイントを把握しても、その内容を覚えないと合格には結びつきません。
様々な暗記方法があるかと思いますが、参考として筆者が行った勉強法をご紹介します。
- 1日に解く過去問の量を決める
- 過去問を解く
・5択の選択肢ごとに、「○(正しい)」「×(誤り)」「?(分からない)」で回答するのがポイントです。 - 答え合わせをして解説を読み、間違えた問題には印をつけておく
・「?(分からない)」の選択肢があった問題は、間違えた問題として扱います。 - 翌日、前日に間違えた問題(選択肢)をもう一度解き、記憶の定着度を確認する
・目視での回答でもOK - 手順2~4を毎日繰り返す
この手順で過去問題集を2~3週すると、記憶の定着が進むと同時に、なかなか覚えられない箇所もはっきりしてきます。
そのように苦手な箇所は、重点的に過去問を解いたり自分なりに表にまとめることで、合格ラインまでたどり着くことができました。
衛生管理者を目指そう!
衛生管理者免許試験は、頻出ポイントを押さえてしっかりと勉強すれば合格できる試験です。
今回ご紹介した勉強法を参考に、合格を目指して頑張ってください!
おすすめ問題集&テキスト
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過去10回分(5年分)の公表試験問題を集めた問題集。
問題もさることながら、試験によく出る箇所がまとめられた「解答にあたってのポイント」は、ここだけ押さえておけば合格できるのでは…?と思うほど超優秀。
頻出分野がひと目で分かる出題分析表も便利です。
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元は厚生労働省所管の認可法人だった中央労働災害防止協会が発行するテキスト(第2種衛生管理者版もあり)。
重要ポイントの分かりやすさやコンパクトさには欠けるものの、発行元を考えると、ほぼ公式テキストといった感があります。
内容も充実しており、合格後に衛生管理者として活動する際の手引きとしても使用できるのもGood。
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