新入社員の教科書

新入社員の教科書⑤ 信頼される対人関係5つの習慣


 

対人関係を制する者は仕事を制する

 

3人で肩を組んで歩く社員

一人前のビジネスパースンに求められる資質は「器量」と「才能」です。

「器量」とは人間性で、「才能」とは実務能力のことをいいます。

「才能」は独力でもある程度は身に付けられますが、「器量」は他人との関わり合いを通じて磨いてゆく必要があります。

ところでなぜ「器量」を磨く必要があるのでしょうか?

それはいくら実務能力に長けていても、他人から「人として信頼できない」と判断されると、誰からも仕事を頼まれなくなるからです。

そこで今回は他者から信頼されるための仕事の鉄則について解説します。

 

信頼される対人関係5つの鉄則

 

身だしなみのだらしない男性社員

その1.身だしなみにこだわる

人は見かけで判断される

昔は「人は見かけで判断できない」と言われたものでしたが、現代は物質に恵まれていますので、その人の髪型や服装から、価値観や人柄を推察できるようになりました。

また初対面の印象で、その人の評価が8割がた決まってしまうという調査結果もあります。

 

顧客満足を決めるのは担当者の印象

いくら自社の製品やサービスが優れていても、顧客と接する担当者の印象が悪ければ、せっかくの品質も台無しです。

高級ブランド品で身を固める必要はありませんが、さりげなく流行モノを取り入れつつ、自分に似合ったものをセンスよく身に付けるようにしましょう。

ファッションセンスの悪い人はトレンドに無関心でバランス感覚に欠ける…つまり仕事のセンスも悪いものです
 
 

その2.仕事の期日は絶対に守る

全ての仕事には期日がある

世の中には自分独りで完結するようなビジネスは存在しません。

どんなビジネスにも顧客や取引先がいますので、仕事には必然的に「期日」というものがついてまわります。

期日を守れない人と仕事をすると、自分の仕事の段取りがメチャクチャにされてしまうので、こういう人は誰からも相手にされなくなります。

 

期日までに仕事を仕上げるコツ

前倒しで仕上げる

コンサルタント業界では割と知られた手法ですが、期日までに10日間あったら、5日目までに仕事の8割を仕上げてしまうということです。

もし途中で仕様変更があったり、急な用件に対応するために作業を中断しても、5日間の猶予があれば余裕をもって対処できます。

 

細部の完璧さにこだわらない

外資系企業では、日本人社員は「細部の完璧さにこだわりすぎて仕事を仕上げるのが遅い」という評価が多いそうです。

もし報告書であれば、内容にモレやダブリの無いように注意し、「大見出し」だけでいったん完成させて提出してしまいましょう。

そこで上司から「もう少し詳しく報告して欲しいな…」と言われたら、「中見出し」→「小見出し」と加筆してゆけばよいのです。

期日を守れない事はビジネスパースンとして致命的ですが、いったん報告書を提出した後に、必要に応じて加筆修正する事はなんら問題ありません。
 
 

その3.謝罪はチャンスと心得る

謝罪にはその人の本性が現れる

誰でも他人にアタマを下げるのは嫌ですが、周りの人達はその人がどう対応するのかしっかりと見ているものです。

素直に自分の非を認め、誠心誠意お詫びできるかどうかでその人の器量がわかりますし、むしろ仲間の信頼を獲得するチャンスだと考えましょう。

 

クレーム対応は顧客獲得のチャンス

顧客が自社から離れてゆく理由のひとつに「クレーム時の対応が悪かったから」というものがあります。

できればクレームに当たりたくないというのが人情ですが、一方でクレーム対応は顧客と対面してじっくり話せるチャンスです。

顧客が感心するような丁寧なクレーム対応を心がけることで、かえって自社の熱烈なファンになってもらうことができるのです。

 

その4.実績をつくって信用を得る

実績こそ信用

企業の目的は営業活動を通じて利益を上げる(非営利企業であれば、社会やクライアントに付加価値を提供する)ことです。

そしてその手段として職場がありますので、いくら職場の中で上手に立ち回っても、実績の無い人はいずれ信用されなくなります。

 

小さな実績をコツコツ積み上げる

確実に実績をあげるには、目の前のことからコツコツと取り組んで、小さな実績を積み上げてゆくことこそ王道です。

知識や経験の浅い新入社員が、いきなり大物の一本釣りを狙っても、簡単に成果を上げられるほどビジネスは甘くありません。

そして、もし再現性が無ければ「まぐれ当たり」と思われるのがオチです。

ですが小さな実績を積み重ねることで、仕事のノウハウが蓄積され、自分の必勝パターンができあがってきます。

小さな実績の積み重ねによって周囲から信用されるようになり、協力やサポートを得やすくなって、やがて大物をヒットさせることができるようになります。
 
 

その5.報連相の達人になる

仕事は他人との協働によって成り立っていますので、上司や同僚、取引先とのスムーズな連携が仕事の成果を左右するといっても過言ではありません。

そしてスムーズな連携を構築するための最強ツールが「報連相」です。

「報連相」の方法については前回解説していますので、ここでは詳述しませんが、大切なことは相手の都合に配慮して報連相を行うということです。

What(なにを) 用件を具体的に整理したか?
Why(なんのために) 自分はどうしたいのか簡潔に説明できるか?
When(いつ、いつまでに) どのタイミングがベストか検討したか?
Where(どこで、どこへ) どの場所がベストか検討したか?
Who(誰が、誰に) 同席してもらうべき人、情報を共有すべき人は誰か?
How(どうやって) 最適な方法(面談、電話、メール、文書、写真)は?
How much(いくらで) 予算や見積もりなど数字の裏付けは取っているか?

 

対人関係の良い習慣をつける

 

上司に新人を紹介する女性先輩社員

良質な環境に身を置く

「器量」と「才能」の話でも述べたように、対人能力を磨くには長い時間が必要です。

しかしそれはいったんヘンなクセがつくと容易に直らないということでもあります。

他人の陰口が好きな人、他人に無関心な人、他人に思いやりの無い人、すぐに他人を否定するような人に、対人関係が上手な人はいません。

職場の仲間を選ぶことはできませんが、それでも可能な限り「人づきあいが上手だな…」と感じるような人達の中に身を置くようにしましょう。

 

メンターをもち、メンターになる

メンターとは自分にとっての師のことです。

正式に師弟関係を結ぶ必要はありませんが、「この人のこういうところが素敵だな」と思える人をメンターとして、良いところを徹底的に真似るようにしましょう。

40歳を過ぎると、自分を指導してくれるような人は職場にほとんどいなくなりますので、若いうちに積極的に自分磨きをすることをオススメします。

むしろ40歳を過ぎたら、メンターとされるようになって、若手に対して自分が学んできたことを還元できるようになれたら素晴らしいですね。

END

 

参考

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新社会人が検定資格を狙うべき理由

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人事部長オススメの新社会人が狙うべき検定資格TOP4!

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ビジネス実務法務検定3級

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日商簿記検定3級

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