当サイトはアドセンス広告およびアフィリエイト広告を利用しています。

08.人事評価制度

MBO(目標による管理)こそ小売業向き

2025年4月22日

P.F.ドラッカー博士が提唱したMBOの2つの効果

AI生成画像です

MBO(目標による管理)はP.F.ドラッカー博士が提唱した業績管理&人材育成の手法です。これは人事評価の目標設定を部下の自主性に委ね、目標達成に向けて上司が部下の応援者に徹することで、部下は自発的かつ積極的に目標達成に取り組むというものです。

オーソドックスな人事評価基準といえば定量評価(業績評価)と定性評価(コンピテンシー評価)ですが、MBOでは面談時に業績目標を設定し、上司と部下が二人三脚で目標達成を目指すプロセスを通じてコンピテンシーを養うという一石二鳥の効果があります。

MBOの狙いは「人は他人に押し付けられたノルマには消極的だが、自主的に掲げた目標には意欲的に取り組む」という人間の心理を活用することです。これはマズローの自己実現の欲求に通じますが、その心は人事マネジメントの最終目的は人材育成というドラッカーの信念です。

人事マネジメントに精通した弊社は、実践的な人材育成システム、公正な人事評価制度、公平な役職等級および報酬制度を一気通貫で実現いたします。流通小売業については、事業運営にかかる一切の業務を因数分解し、事業戦略に合わせて職務要件を再定義することも可能です。


RWC合同会社/社労士事務所のWebサイトをみる

  • この記事を書いた人

山口光博

RWC合同会社/社労士事務所代表。社会保険労務士、日商販売士1級、建設業経理士1級ほか。コンビニ店長やスーパーの販売課長を経て、三十路で人事畑に転身。事業再生法人や上場準備企業で人事制度の再建に携わった後に起業。

-08.人事評価制度