新入社員の教科書

新入社員の教科書⑩ 新入社員が取るべき4つの資格


 

経営のしくみを理解しよう

 

営業レディ

営業や販売・サービス職に就いた人は、専門職にくらべてキャリアパスが明確でないことが多く、自己啓発の方向性が定まらなくて悩んでいる方も多いと思います。

そこで入社1年目は、経営の仕組みについて幅広く学んでみてはいかがでしょうか?

経営学者のP.F.ドラッガーは「企業は個人の限界を超えて、最大限の成果を上げるために存在する」と述べています。

そして経営とは、企業が最大限の成果を上げられるように、「ヒト、モノ、カネ、情報」の4つのリソースを適切に管理してゆくことです。

つまり4つのリソースの取り扱い方を学ぶことで経営のしくみがよくわかるようになり、社内で自分が果たすべき役割、すなわち自己啓発の方向性もよく見えてくるようになります。

 

検定資格を学ぶ理由

 

キャリア設計をする女性

経営の4つのリソース「ヒト、モノ、カネ、情報」の取り扱い方を学ぶ最短方法は、商工会議所などが実施している検定資格を活用するのがもっとも効果的です。

特に時間や金銭的に余裕のない新入社員にとっては、ビジネススクールに通ったり、難関資格にチャレンジするより、検定資格の方がはるかにコスパが良いでしょう。

また検定資格のテキストは重要ポイントが簡潔かつ体系的に整理されているので、自分で専門書を探して読むよりも、効率的に学習することができます。

<検定資格を利用するメリット>
・試験内容が実務に直結しており、ポイントを体系的に学ぶことができる
・自分の目的に応じて1級~3級(一部除く)まで、難易度を選択できる
・試験が年に2~3回実施されるので、無理なくスケジュール調整しやすい
・受験費用が手ごろで、3級であれば1~2か月で合格できるのでコスパがよい

 
 
 

経営を最短で学べる検定資格4つ

 

試験を受ける男性社員

経営を最短で学べる検定資格4つ

経営の4つのリソースを学べる検定資格はこの4つです。

・日本商工会議所 簿記検定3級
・東京商工会議所 ビジネス実務法務検定3級
・金融財政事情研究会 フィナンシャルプランニング技能士3級
・情報処理推進機構 ITパスポート試験

「1年間に4つも!」と驚かれるかもしれませんが、多くの検定資格は1級~3級まで、学習レベルによってランクが設定されています。

そして3級レベルであれば、職種を問わずに2か月も勉強すれば合格可能なものばかりですので、無理なく学習スケジュールを立てすることができます。

 

検定資格と実務との関係

4つの検定資格を取得すると、具体的に経営実務の何を学べるのか?ということについて、下表にまとめてみました。

いかがでしょうか?

たった4つの検定資格に合格するだけで、営業や製造活動を除いた経営マネジメント業務全般について、短期間で理解することができるのです。

なおほとんどの検定資格の出題範囲は1級~3級まで同じであることが多いです。

級による出題内容の違いは知識の深さなので、経営全般について理解したい方は3級を、実務担当者として専門知識を深めたい方は1級を目指せばよいと思います。

 

検定資格の取得方法

日商簿記検定3級

<日商簿記検定3級>
・資格種別 公的資格
・試験内容 商業簿記
・学習効果 会計仕訳ルールと基礎的な決算書の作成方法が理解できる
・受験資格 不問
・試験日程 下記URLより確認 
・試験会場 全国主要都市
・受験料  2,850円(税込)
・申し込み 最寄りの商工会議所
・学習期間 1か月(合格率43.8%)

 

東商ビジネス実務法務検定3級

<東商ビジネス実務法務検定3級>
・資格種別 公的資格
・試験内容 ビジネス関連法務の基礎
・学習効果 契約、債権、財産などの管理に関する法律が理解できる
・受験資格 不問
・試験日程 下記URLより確認
・試験会場 全国主要都市
・受験料  5,500円(税込)※12月実施分より4,400円
・申し込み 最寄りの商工会議所
・学習期間 1か月(合格率79.3%)

 

フィナンシャル・プランニング技能士3級

<金財フィナンシャル・プランニング技能士3級>
・資格種別 国家資格
・試験内容 フィナンシャル・プランニングの基礎知識
・学習効果 金融、投資、税金、保険および社会保険に関する知識が得られる
・受験資格 FP業務に従事しようとする者(業務に活用する程度でも可)
・試験日程 下記URLより確認
・試験会場 全国主要都市
・受験料  学科3,000円(非税)、実技3,000円(非税)
・申し込み 金融財政事情研究会宛にインターネット申込(郵送申し込みも可)
・学習期間 2か月(合格率47.8%)

 

IPA ITパスポート

<IPA ITパスポート>
・資格種別 国家資格
・試験内容 ITシステムの仕組みや企業での運用に関する基礎知識
・学習効果 社内グループウェアや会計・給与・販売システムを活用できる
・受験資格 不問
・試験日程 下記URLより確認
・試験会場 概ね政令指定都市
・受験料  5,700円(税込)
・申し込み 情報処理推進機構宛にインターネット申込
・学習期間 2か月(合格率52.2%)

 

 

効果的な検定試験対策

 

バリバリ勉強する女性

予想問題集と過去問を反復する

検定資格に短期合格するコツは、一週間程度でサッとテキスト全体を通読し、すぐに予想問題集と過去問題集にとりかかりましょう。

ノート作りは不要です。

解けない問題はすぐに解答の解説ページを見て解き方を確認し、それでも理解できなければテキストへ戻って下さい。

短期合格のためには、メインはあくまでも問題集であり、テキストは補助教材という割り切りが必要です。

 

試験一週間前までに3回転終える

試験前に予想問題集と過去問をとりあえず3回解いておけば、解けない問題はほとんどなくなるはずです。

正答率8割程度で合格ですから、遅くとも受験の一週間までには合格ライン到達を目指して前倒しスケジュールで学習しましょう。

 

大切なのは小さな成功の積み重ね

 

業績アップして喜ぶ男性社員

3級資格とはいえ、一年後に4つの資格が自分の履歴書に加わると、達成感や充実感がひとしおですし、自信にもつながります。

これは仕事全般にもいえることですが、小さな成功体験を積み重ね、自信と実力をコツコツと養うことで、いずれ大きな成功を手にすることができるのです。

そして経営のしくみを理解することで、経営視点で物事を考えられるようになり、仕事にも深みが出てきますので、おのずから進むべきキャリアパスが見えてくるでしょう。

END

 

参考

人事部長オススメの新社会人が取るべき検定資格TOP4
オンスクJPなら月額1,078円(税込)で何講座でもウケホーダイ!

新社会人が検定資格を狙うべき理由

世の中を賢く生きてゆくためにはお金と法律の知識は必須です。また仕事で成果をあげるためには、会社が利益を生み出す仕組みを理解するがあります。さらに今のご時世は営業だろうが事務だろうが、ITを使いこなせない人は仕事のスタートラインにすら立つことはできません。

そこで「資格を取りましょう!」と言いたいところですが、筆者は新社会人には難関国家資格はオススメしません。新入社員は本業で覚えなければならないことがたくさんあるので受験勉強の時間を捻出するのが大変な上に、年一回の試験日に急な仕事が入ってその年の受験そのものをキャンセルしなければならなくなるリスクが高いからです。

「じゃあどうすればいいの?」という人のために、筆者は検定資格を勧めています。検定資格であれば年に2~3回受験できますし、1~2ヶ月くらいの学習期間で短期合格も充分アリなので達成感もあります。

ここでは上場準備企業の現役人事部長であり、自身も20種類以上の検定資格を取得してきた筆者が、今後のキャリアアップのために新入社員が絶対に取得しておきたい4つの検定資格をご紹介します。

人事部長オススメの新社会人が狙うべき検定資格TOP4!

フィナンシャル・プランニング技能士3級

税金、金利、年金、保険など、社会を生きてゆく上で必須であるお金に関する知識を網羅的に学ぶことができます。自己責任の時代においては老後資金の形成に投資は不可欠ですが、運用リスク回避のポイントは若い頃から長期運用することです。またお金の基礎知識さえあればうっかりリボルビング払いをしてカード破産してしまうリスクも回避できます。

ビジネス実務法務検定3級

世の中は売り手と買い手、使用者と労働者など、他人同士の利害関係で成り立っているといっても過言ではありません。そして利害関係にはコンフリクトがつきものですが、それを解決するためのルールこそ法律なのです。そして法律は「知っている者に味方する」とも言われます。法律の基本を知ることで詐欺やハラスメントから身を守ることができます。

日商簿記検定3級

企業の経営活動は全て財務諸表に集約されます、つまり簿記の知識さえあれば会社がどのような仕組みで運営されているのか知ることができ、営業職であろうと事務職であろうと会社から評価されやすい仕事をすることができるようになります。さらに簿記の知識があると株式投資や家計管理にも応用でき、堅実に資産形成することができます。

ITパスポート試験

今やIT知識はビジネスに必須であり、IT知識の有無がハイパフォーマーと情弱ワープアの分かれ道となることは間違いありません。ITパスポート試験はパソコンに限らず、ネットワークや情報セキュリティなどの仕組みもしっかり学ぶことができますので、業務システムの運用だけでなく、ネット副業を始める時も役立つこと間違いありません。

コスパ最強の検定試験学習ツール「オンスクJP」のご紹介

これら4つの検定資格をいかに効率的に取得するか?ということですが、検定試験の学習ツールとして筆者のイチオシがオンスクJPです。

オンスクJPであれば月額1,078円(税込)で、50種類以上の講座がいくらでもウケホーダイなので、なるべくコストをかけずに資格を取りたいという方にピッタリです。

さらに資格の学校TACのノウハウが凝縮された充実の講義をスマホやパソコンで視聴でき、1講義プラス復習テスト機能つきのコンテンツが1コマ10分間に収められているため、通勤や休憩などのスキ間時間を有効に活用しながらしっかりと理解を深めることができるスグレモノの学習ツールです。

筆者推奨の4つの検定資格もしっかりとカバーされていますので、オンスクJPを活用しない手はありませんね!

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